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「全日本剣道連盟居合(解説)」を読む 5 ― 2011/09/19 11:59
血振り
「血振り」は切った後、刀についた血を払う動作と言われていますが、実際には血はそんなに簡単に振り落とせるものでは無い、という見解もあります。
居合における血振りは血を払うと共に、納刀に繋げる為の所作と見ても良いと思います。
「全日本剣道連盟居合(解説)」の(動作)より、各業の血振りを抜粋します。
【一本目】「袈裟に振り下ろしての血振り」をして
【二本目】「一本目動作2、3、4」と同様
【三本目】(無し)
【四本目】「右に開いての血振り」をする
【五本目】「袈裟に振り下ろしての血振り」をする
【六本目】「右に開いての血振り」をする
【七本目】「袈裟に振り下ろしての血振り」をする
【八本目】「右に開いてての血振り」をする
【九本目】「右に開いてての血振り」をする
【十本目】「袈裟に振り下ろしての血振り」をする
【十一本目】「右に開いてての血振り」をする
【十二本目】「右に開いてての血振り」をする
意外なことに解説書には「袈裟に振り下ろしての血振り」と「右に開いてての血振り」という文言しか出てきません。血振りの開始する位置は異なっても、動作自体は同じものという事のようです。
「袈裟に振り下ろしての血振り」の開始位置
【一本目】【二本目】こぶしを「こめかみ」に
【五本目】八相の構え
【七本目】【十本目】諸手左上段の構え
「右に開いてての血振り」の場合は、斬り下ろした位置からの血振りになります。ただし、【九本目】のみは「刃先の向きにそって」と書かれていますので他と違った姿になります。基本的に全ての血振りは終わった時左右の手の高さが同じになりますが、【九本目】だけ右手がやや上になります。
【三本目】は血振りについて書かれていませんが、残心で刀を右膝頭上方におくるのは、本来、袴で血を拭った姿であるとも聞いています。
「血振り」は切った後、刀についた血を払う動作と言われていますが、実際には血はそんなに簡単に振り落とせるものでは無い、という見解もあります。
居合における血振りは血を払うと共に、納刀に繋げる為の所作と見ても良いと思います。
「全日本剣道連盟居合(解説)」の(動作)より、各業の血振りを抜粋します。
【一本目】「袈裟に振り下ろしての血振り」をして
【二本目】「一本目動作2、3、4」と同様
【三本目】(無し)
【四本目】「右に開いての血振り」をする
【五本目】「袈裟に振り下ろしての血振り」をする
【六本目】「右に開いての血振り」をする
【七本目】「袈裟に振り下ろしての血振り」をする
【八本目】「右に開いてての血振り」をする
【九本目】「右に開いてての血振り」をする
【十本目】「袈裟に振り下ろしての血振り」をする
【十一本目】「右に開いてての血振り」をする
【十二本目】「右に開いてての血振り」をする
意外なことに解説書には「袈裟に振り下ろしての血振り」と「右に開いてての血振り」という文言しか出てきません。血振りの開始する位置は異なっても、動作自体は同じものという事のようです。
「袈裟に振り下ろしての血振り」の開始位置
【一本目】【二本目】こぶしを「こめかみ」に
【五本目】八相の構え
【七本目】【十本目】諸手左上段の構え
「右に開いてての血振り」の場合は、斬り下ろした位置からの血振りになります。ただし、【九本目】のみは「刃先の向きにそって」と書かれていますので他と違った姿になります。基本的に全ての血振りは終わった時左右の手の高さが同じになりますが、【九本目】だけ右手がやや上になります。
【三本目】は血振りについて書かれていませんが、残心で刀を右膝頭上方におくるのは、本来、袴で血を拭った姿であるとも聞いています。
最近買った本 2011/09/21 ― 2011/09/22 14:55
「ハルポリッシュ 第一巻」
とあるブログで、高校の居合道部が舞台となったマンガがあることを知ったので早速買ってきました。
思った以上に真面目に居合に取り組んでいます。(←こんな書き方したら作者の方に失礼ですね、スミマセン)
でも、本当にそう思ったのです。読むまでは、創作された流儀の居合でとんでもない必殺業が飛び交うような(そう、今人気のあのサッカーアニメの様に…)ストーリーだったらどうしよう、とか思っていたのです。
まさかマンガに制定居合の業解説が登場するとは思っていませんでした。
しかも、居合への取り組み方については、かなり本質をついている部分があります。
早く続きを読みたいと思わせてくれる内容です。
居合の教科書的なストーリーになってしまってはマンガとして面白くないと思うのですが、出来れば今の居合の本質をついた部分を残しつつ、今後もストーリーが展開してくれればと期待しています。
切り下ろした太刀の軌跡がきらめく描写、
自分の居合もこうありたいものだと思いました。
とあるブログで、高校の居合道部が舞台となったマンガがあることを知ったので早速買ってきました。
思った以上に真面目に居合に取り組んでいます。(←こんな書き方したら作者の方に失礼ですね、スミマセン)
でも、本当にそう思ったのです。読むまでは、創作された流儀の居合でとんでもない必殺業が飛び交うような(そう、今人気のあのサッカーアニメの様に…)ストーリーだったらどうしよう、とか思っていたのです。
まさかマンガに制定居合の業解説が登場するとは思っていませんでした。
しかも、居合への取り組み方については、かなり本質をついている部分があります。
早く続きを読みたいと思わせてくれる内容です。
居合の教科書的なストーリーになってしまってはマンガとして面白くないと思うのですが、出来れば今の居合の本質をついた部分を残しつつ、今後もストーリーが展開してくれればと期待しています。
切り下ろした太刀の軌跡がきらめく描写、
自分の居合もこうありたいものだと思いました。
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