カスタム検索


7年目2012/07/01 22:55

 気がつけば今日は7月1日。

 私が居合を初めてから丸6年が経過し、今日から7年目に突入です。

 飽き性の私がここまで居合を続けてこられたのも、普段からご指導頂いている諸先生方、又、多くの剣友のお力添えのおかげであると感謝の念が絶えません。

 いっぱいの御指導を頂きながら、さしたる上達も果たせぬ私ですが、今後とも引き続き御指導の程をよろしくお願いいたします。

関節の痛み2012/07/11 10:32

 居合を初めて以来、ずっと関節の痛みと戦っています。

 2年ほど前に痛めた右肘の関節が、最近になってようやく日常生活では痛みを感じ無い程度に回復してきました。治ってきたのは、稽古が終わってから身体のメンテナンスをしっかりし始めたからだと思います。

 今までは、稽古が終わっても特に何もせず「痛いな~」と思いながらも「いつか治るだろう」とほおっていたのですが、この2ヶ月程、稽古が終わってからのアイシング、お風呂に入ってのマッサージをしっかり行ったところ、だんだん痛みが引いていきました。

 これは私個人にあてはまった事で万人に効果があるのかはわかりませんが、

1)稽古後に熱を持っている痛みが来そうな部分をしっかり冷やす

2)お風呂でしっかりマッサージをする。それも痛いところだけでなく、肘がいたいなら肩から手首まで腕全体をしっかりマッサージしてやる

というのが効果があったようです。

 今まで、変な身体の使い方をしていてその無理が肘にきていたのだと思うのですが、肘が治って来ると今度はその無理が肩にきたようで、右肩に痛みを感じる様になってきました。

 次からはしっかり肩もアイシングして、マッサージをしましょう。

 香川大会までには痛みが引くと良いのですが…。



刀の重さ2012/07/18 16:36

 刀の重さってどれくらいが適当なんでしょうか?

 「刀で重要なのはバランスで、バランスが良ければ重さは関係ない」という見解は良く耳にします。誠に尤もな意見だと思うのですが、それが実感できるのはある程度稽古を積んでからになるのではないかと思います。

 初心の内は、身体全体を使って刀を扱う事が出来ない為、どうしても腕の筋肉に頼った動きをしがちです。

 その結果、関節や筋に無理な力を加えて痛めることがあります。刀が重ければ尚更だと思います。

 人によって背格好も筋力も違うので一概には言えませんが、私の周りでも居合を初めて数カ月~3年目位の人に肘の痛みを訴えるケースが多い様に思います。
(そういう意味では、6年超えて未だ肘が痛いとか言っている私はまだまだ初心の域を抜けていないのですね)

 中にはベンチプレスをやっていて筋肉隆々の人もいたのですが、彼も肘の痛みを訴えていました。ちなみに彼は1.2Kgの刀を使っていて、最初の頃は調子よく振り回していたのですが、次第に肘に無理が来て痛みに繋がった様です。

 やはり、最初の内は軽い刀を使い、身体の使い方を覚えながら徐々に重い刀にステップアップするのが良いのではないかと思っています。

 特に私の様にある程度年をとってから居合を始める場合、思ったより関節が固くなっていますので、見栄を張らずに軽い刀を使った方が良いのではないでしょうか。

 でも、重ねの厚いゴッツイ刀を使いこなすのに憧れるよね~。

座る・立つ・歩く2012/07/23 11:51

立った状態から腰を落として正座の姿勢となる。
正座の姿勢から腰を上げて立った姿勢となる。
立った姿勢から足を踏み出して前に歩く。

 何気なく日常の中で当たり前に行っている動作。
 なのに何故こんなに難しいのでしょう。

「当たり前の事を当たり前にやるほど難しい事は無い」

 このような場面で使う言葉ではないと思うのですが、その通りだと思います。

 日常の中での動作の「当たり前」と武道で求められる「当たり前」には、大きな隔たりがあると思われます。

 日常の中では「当たり前」すぎて意識さえしていない動作。
 意識していないのですから、当然、身体の使い方など考えていません。

 武道の中では意識して「当たり前」。
 全ての動作を意識して、意識で身体をコントロールしてこその武道。

 日常生活の中で「当たり前」に済ませていた動作を、稽古を通じて武道的意識の上の「当たり前」に昇華させる。
 そして、稽古で得られた意識して動作する感覚を日常生活にフィードバックして行動する。

 やがて日常生活の「当たり前」と武道の「当たり前」が同一になった時、胸を張って「居合をやっています」と言えるような気がします。

香川居合道大会(2012)2012/07/28 19:35

 今年も香川居合道大会に参加させて頂きました。

 昨年とは会場が違い、海の方に有る体育館でした。
 試合会場は大きなフロアにも関わらず、冷房が効いていてとても演武しやすい会場でした。
 但し、別棟の稽古場はサウナ状態でしたね。でも自分としては汗を思いっきりかけるサウナの様な場所で稽古するのが好きなのです。

 で、自分の試合結果なのですが、……来年もガンバロー。オー!!
 という事で、試合としての結果は残せなかったのですが、自分の演武で反省する点を2点、良いと思われる所を1点、自分なりの反省として得ることが出来ました。

 自分の出番が早々に終わったので、他の方の演武をじっくり見させていただくことが出来ました。
 自分と同じ段位の方の演武が気になりますので、決勝まで見学させて頂いたのですが、やはり上位に進出する人は切りに勢いがあるし、身体の軸もしっかりしています。

 写真は閉会式の様子です。
 いつも思うんですが、開会式に比べて閉会式って参加者が極端に少なくなりますよね。

 香川大会等は遠方から来られる選手も多く、帰り時間の制約があるので仕方が無いのかも知れませんが、出来れば表彰に関係ない選手もなるべく残って閉会式に参加するのが、主催者を始め多くのスタッフの方への労に報いる事になるのではないかと思われます。

 と、言いながら自分も観客席で写真を撮っていたので式には不参加でした。スミマセン、反省してます。

 また、来年も参加させて頂きたいと思います。出来れば、もっと腕を磨いて…。